COMMENT

谷川俊太郎(詩人)

すごい!びっくりした!繊細で大胆、実写では出せないリアリティ。

片渕須直(アニメーション監督『この世界の片隅に』)

表情の愛おしさ。いつの間にか「人形」は消えてしまい、目の前にあるのは「子どもたちの心」そのもの。彼らの目が寂しさをたたえるとき、そして、朗らかに見開くとき、いつまでもこの子らと一緒にいたくなる。

秦早穂子(エッセイスト)

生きたい!愛されたい!この少年の孤独な目をも見よ。フランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』の少年の心継承する、冷たくて、やさしさいっぱいの傑作。

栗原類(モデル)

目に見えるビジュアルの色彩は暗めで影あるのに映画全体からキラキラした物を凄くかんじる、そのコントラストが唯一無二の個性

尾木直樹(尾木ママ/教育評論家・法政大学特任教授)

「誰にも愛されていない」ー子どもたちの閉ざされた心は、仲間や周りの大人との関わりを重ねる中で次第に解けゆく。心のつながり合いが愛と新たなパワーを生む。大人こそ人間としての心の原点を見つめ直すべき時!

伊藤有壱(アニメーションディレクター/NHK「ニャッキ!」監督)

パペットアニメーションの「anima(魂)」は生命なき人形が動く魔法。
手触りを感じる人形のクラフト感が、心の琴線にそっと触れるとき、ズッキーニ少年達の仕草すべてが悲しく、愛しく、ぼくらの心を深い所から温めてくれる。

二階堂和美(歌手・僧侶)

冒頭に流れる音楽を一聴した時点でこの映画のセンスのよさを確信した。生きていくということには常に苦難がつきまとう。けれど素直であれば道はひらける。素直さこそ、たくましさなのだな。

村田朋泰(アニメーション作家)

この物語は「温もり」に溢れています。不安や寂しさ、孤独感を心の中にもちながら、親の温もり、友達の温もり、風景の温もり、大切なモノへの温もりを心の中に書き加えていく子供たちの姿に胸うたれます。

澤田 康彦(『暮しの手帖』編集長)

冬の日の、青空のように明るくって悲しくて、太陽のように温かくってさびしくて。心がぎゅんぎゅん感応した66分でした。

秦俊子(アニメーション監督)

ズッキーニたちの心の奥にある見えない感情や痛みは、人間よりもシンプルな表情の人形が演じることによって、より心に訴えかけてくるものがあります。今後もこの作品が多くの人に届いていくことを願います。

れなれな(画家)

バラバラに落ちた破片を、ペタペタと貼り合わせていくような、人形たちが繊細に表現する世界観に終始心が揺らぎました。見終わると、みんなまとめて愛おしい、、。

野崎歓(フランス文学者)

ダークな要素をはらみながらも、すみずみまで澄明で、不幸のどまんなかに温かい気持ちがあふれだしている。いままでにないテイストの愛らしさにやられてしまった!

汐見稔幸(教育学者)

この作品のテーマは、現代社会を象徴するものだが、扱い方によってはくさくなる。それを防いで感動をだれにももたらしているのは、個性的な人形をていねいに撮影し続けたユニークな手法だ。その可能性をみんなに知ってもらいたい。

清川あさみ(アーティスト)

ずしりと重く、時にキラキラと輝く子供達のリアルな心がここに。
こうして近くの愛に気づいたものから大人になっていくのだ。

眞賀里文子(アニメーション作家)

久し振りに人形アニメーションならではの作品に出会いました。勝手な大人達の為に深く傷ついた子供達が、何を大切に生きて行けば良いの?と、一生懸命に世界を見ようと大きく見開いた目が心にささります。わずかな目の動き、かすかな首の傾げで充分に気持ちを伝えてくれます。テクニクの最先端も、きらびやかさもありませんが子供達の心の動きがぐんぐん染み込んできます。是非ズッキーニに会いにいってください。

落合恵子(作家)

ネグレクト、貧困、戦争。子どもは誕生する社会と時代を選べない。本作品で描かれた子どもたちと、心ある大人の姿勢は、わたしたちに、明日に繋ぐ希望とはどんなものかを伝えてくれる。問われているのは、誰?

安藤玉恵(女優)

いつも誰かのそばにいたいし、誰かにそばにいてほしい、私がたくましく生きるために。

金原瑞人(翻訳家)

こんな素敵なアニメになるなんて、だれが考えただろう!
とても小説的で、小説以外のものにするなんてとても考えられない小説が、
まるでアニメの原作として作られたように思えてしまう。

<順不同・敬称略>